気持ちを分かってもらえるって、大事。
今月もダメだった、と分かったとき、よそのご夫婦はどうしているのでしょうか。
うちの場合、わたしが落ち込み、旦那様が荒れるので大げんかになってしまいます。
なので、旦那様がなぐさめてくれる、と聞くと、旦那様やさしいなぁとうらやましくもあり、でも旦那様も落ち込んでるんじゃない?なぐさめてあげるの?とも思います。
なぐさめ、励ましてくれる旦那様をお持ちのある友人は、「なんでそんなに前向きなの!悲しくないの!?」と思わず言ってしまうとも言っていたので、やっぱり夫婦共々普段どんなに穏やかな人たちでも、このときばかりは嵐が吹き荒れてしまうものなのかもしれません。
不妊治療の辛さを分かち合える人って、なかなかいません。
同じく治療をしている人たちって、同志ではあるんだけれど、授かってしまうと連帯感が嫉妬心に変わってしまいそうで、なかなか深く関われません。
これは、「わたしが先にできて、嫉妬されたらどうしよう!」というよりは、「周りの人のほうが先にできて、自分が嫉妬して、心から喜べなかったら辛い…」という気持ちからです。
なので、すでに妊娠or出産していて「実はわたしも治療しててね…」という人のほうが安心してお話できます。
(これはわたしの場合に限ったことかもしれないけれど。そしてわたしが既にだいぶひねくれているからかもしれないけれど…)
うちの旦那様は、不妊治療の末子供を授かった男性とたまたま話す機会があり、たいそうラクになったようです。
わたしも同じく、不妊治療の末妊娠した友人に心情を吐露したことで、なぐさめてもらい、随分励ましてもらいました。
なかなか気持ちを分かってもらえない、ということまで分かってもらえる人がいるって、ありがたいです。
男性だって悩んでてて、だれにも言えずに抱えこんでる人いるんじゃないかなぁ。
男女関係なく、悩みや不安を話せる場があればいいのになぁと常々思っています。