Day 14 採卵
Day 8に、卵胞が5個しか見えず、AIHの線が強くなっていたのですが、その後超音波検査の度に6個、10個と増え、予定通り顕微授精を行うことにしました。
Day 10、11あたりで、注射後気分が悪くなったりしたものの、特にOHSSにもならず、体調はいたって良好。
さすがにここ2日ほどはお腹が張ったような感覚はありますが、パンパンに腫れたりもしていません。
ホルモン値は、低い、とのこと。
1個は採れるだろうけど、5個は採りたいなぁと先生はおっしゃっていました。
そして、緊張しながら臨んだ初めての採卵。
採れたたまごは、ゼロでした。
10個卵胞が確認されたのに、ひとつも採れず。
めずらしいそうです。
先生も想定外だそうです。
卵胞が2〜3個くらいなら、AIHを提案するらしいのですが、わたしの場合10個あるのでそれもできず。
為す術なしです。
もうショックで、診察室で泣いてしまいました。
なんとかがんばって先生の話を聞いて、堪えて病院をあとにしたものの、耐え切れず、しばらくそこから動くことができませんでした。
たまごは、空胞もあるだろうけど、それだけじゃなく、未熟だったり変性卵だったりで卵胞にくっついて採れなかったそうです。
採卵のタイミングが早かったのかもしれませんが、なにしろたまご自体を見ることはできません。
卵胞の大きさで判断するとなると、5個が20mm以上で一番大きい卵胞が22mmだったら、判断としては妥当ということでした。
あとは、最後に打ったHCG注射があまり効いていないようなので、次回は点鼻薬をしようとのこと。
HCG注射は今まで特別効きが悪いといったことはなかったはずですが、なんでよりによってココ一番のときに…それとも今までもそんなに効いてなかったのでしょうか。
もうとにかくショックです。
がっかりです。
卵胞たちは、いまもおなかの中にいます。
これからしぼむのか、排卵されるのかはわかりませんが、なくなる予定です。
病院からは、採卵後は1週間タイミングとっちゃダメだと言われている(多胎と感染症の防止のため)のですが、タイミングとってやろうかと思っています。
今までこれだけ妊娠せずにきてるのに、今回いきなりおそ松さんができるとは思えない。
ちょっと自暴自棄気味かな、とも思いますが。
そもそも自力でちゃんと排卵起こせるのかすらよく分からないし、無茶な賭けではありますが。
そんな感じで、わたしの初めての採卵は終わりました。
今回ここまでに使ったお金は、総額10万くらいかな。
何度も採血した注射痕がつらい。
あと、話に聞いていた通り、全身麻酔っておもしろいですね。