13w5d 妊娠・出産前でもためになる本
自宅警備ならぬ自宅安静中なので、本がゆっくり読めるのはうれしい。
最近、妊娠・出産に関する本を読んでいます。
その中でも、この「ダンナのための妊娠出産読本」は、妊婦さんやそれに関する人だけでなく、どんな人が読んでもためになりそうなので、おすすめしちゃいます。
「コウノドリ」はドラマにもなったので、知っている人が多いのではないでしょうか。
その主人公のモデルになった先生が書かれた本です。
わたしはドラマは見てないし、漫画もちょっとしか読んでないのですが(すみません)、とても話題になっていたので、子供ができたら絶対読もう、できれば旦那様にも読んでもらいたいと思っていた本でした。
妊娠・出産に関する全体的なことが、ポイントを押さえて分かりやすく、さらっと書いてあるので、とても読みやすいです。
「子供ができたら」と思って最近やっと手にとったわけですが、これは子供ができる前でも、妊活中でも読んでおいて損はないと思います。
少しだけですが、不妊治療についてもふれています。
また、「35歳以上、高齢出産のリスク」とか、産院の選び方についても書かれています。
あまり難しいことは言わず、ポイントを分かりやすく書かれているので、赤ちゃんを望む、特に初産になる人は、一度読んでみるととても参考になると思います。
タイトルには「ダンナのための」とついていますが、わたしも自分が妊娠中とはいえ、知識や経験はほぼ旦那様と同じです。
知らないことのほうが多いので、参考になることがたくさんありました。
特に「ほほう!」と思ったのは、
・つわりはポテチとコーラで乗り切る
・超音波検査は赤ちゃんのためのもの
・イクメンとはなにか、そもそも男は育児に不向き
ポテチとコーラは、「わたし、間違ってなかった!」と胸をなでおろしました笑
吐きはしないけれど、とにかく胃が気持ち悪くてげっぷが出る、出なかったらずっと胃に空気が溜まっているような感じになるので、咳き込んで、えづいて、吐くようにげっぷを出していたので、炭酸飲料を飲むとすごーくラクになったんですよね。
あと、濃く、塩気のあるものが食べたくて。
わたしの場合、ポテチとファンタだったので、なんだか体と赤ちゃんに悪そうで、後ろめたかったんですけど、とりあえず食べれるものを、飲めるものを口にすればいいようです。
PMSのときもそうでしたが、一時的ならば、気の赴くままに体の欲するものを欲するだけ食べるでいいんでしょうね。
超音波検査については、赤ちゃんの姿が見れるので夫婦共々とても楽しみにしていて、毎回写真をもらってくるのですが、「超音波の写真が楽しみになっていて、成長記録のコレクターのような人もいますからね」と書かれていて、すみませーーん!と思ってしまいました。
超音波検査は、赤ちゃんが順調に育っているか、異常がないかを診るもの。
そんな当然のことをすっかり忘れておりました。反省。
それから、イクメンの話。
いま、世の中では、女性がこなしている家事育児を男性も同じようなレベルで行うことが求められているけど、そもそも男性は生物学的に育児に不向き、だそうです。
「イクメン」とはどれだけ育児を負担したかとかではなくて、「嫁ハンとの距離感」であり、「コミュニケーション」であり、「嫁ハンにひとりで子育てさせてるような感覚にさせない、ひとりで戦わせない」ことだと、先生は言われています。
これはわたし自身がちょっと考え直したところです。
世の中の考えに振り回されて、「旦那様にも一通りしてもらわなくっちゃ」と半ば強制的に思っていたのです。
育児に関する直接的な行動を積極的にする=イクメンだと思っていたのです。
この考えのままだったら、旦那様は旦那様なりにがんばっていても、わたしが思っていることと違う行動をしたときに、絶対ケンカになっていると思います。
「できることを、できるときに」と先生も言われている通り、それぞれの役割をきちんと果たして、コミュニケーションをとることが大事だなと思いました。
まぁ、オムツとミルクくらいはこなしていただきますが。
あとは、「度胸8割、実力2割、親の付き添いマイナス5割」とかね。
外野の言葉の半分は雑音だと、私自身も思っております。
誰でも読みやすい、地に足のついた、とってもいい本だと思います。