私事ですが。

双子を育てる母の日記です。

0m3d 赤ちゃんが生まれました

仲秋の名月の日、無事双子を出産しました。

赤ちゃんたちはふたりとも、2,200gくらいで、36週での出産だったのでNICUに入っています。

健康状態は良く、昨日保育器から出て、ミルクもしっかり飲んでいます。

わたしも術後の経過も良く、少しずつ回復してきています。

 

帝王切開での出産でしたが、手術も何も問題なく、予定どおりに進んでいきました。

手術は担当の先生たち、助産師さん、小児科のスタッフ、NICUのスタッフ、麻酔科のスタッフ、遠目で見守る学生さんたちと、たくさんの人たちにお世話されて、緊張はしたものの不安は全然ありませんでした。

わたしに麻酔がかかるまで少々時間がかかったものの、それ以外は順調そのものでした。

 

赤ちゃんが取り出されるごとに、おなかって軽くなっていくんですねぇ。

おなかがフッと軽くなって、「ふにゃ!」って声が聞こえた瞬間涙があふれてきました。

小児科の先生やスタッフたちが処置をしてくれている間に、またおなかが軽くなって「ふにゃ!」。

まわりのスタッフの人たちの「おめでとうございますー」の声にも応えられず、ぼろぼろ泣きながら赤ちゃんたちと初対面しました。

連れてきてくれた方が「握手しましょう!」って言ってくれてちっちゃい手を指先で触って、また大泣き。

よかった。

無事生まれてきてくれて、本当によかった。

 

その後わたしはおなかを縫われ、安静室でしばらく様子を見られて、病室に戻りました。

 

旦那さんと義母と母が来てくれていたのですが、3人にはNICUに行ってもらい、赤ちゃんたちをゆっくり見てもらえました。

 

赤ちゃんが生まれると、"野生の本能"みたいなものが働いて、自分以外の誰かに触られるのがイヤになることがあります。

わたしの友人の一人は、看護師さんに抱かれることすらイヤだったと言っていました。

わたしもそうなるのではないかと心配していたのですが、気持ちは全く真逆に働き、両母にゆっくり見てもらえてよかった、ちょっと触れてみてもらえてよかったと思えました。

 

旦那様がたくさん写真を撮ってきてくれていて、それを見てまた泣き、泣くとおなかに響くので「傷に障るわ」と言っては泣き笑い、ほんとうにいいお産でした。

 

赤ちゃんたちは今日も元気そう。

でも食い気より眠気のタイプっぽい。

旦那様とふたりで会いに行って、くしゃみをした我が子をふたりで「かーわーいーー」と愛でるのもまた楽し。

これからがんばってお世話を覚えていかなくてはと、少し自分に発破をかけているところです。