私事ですが。

双子を育てる母の日記です。

0m20d 退院後と退院前

出産から3週間、退院から2週間経ちました。

双子は生後20日。

こうして書き出してみると、ちょっとしか時間が経っていないんですね。

この20日間、気持ちに全然余裕がなくて、ブログを書くことも読むこともできなくなってしまっていました。産後3週間経ってやっと気持ちも体調も安定してきて、いまは双子を迎え入れる準備に追われています。

 

双子はいま、GCUに入っていますが、ミルクも上手に飲めるようになり、すくすくと大きくなっています。

そして今週末、いよいよ退院です。 

 

今日は、産後から今日までのことをざっと書き連ねておきます。

 

■産後1週間…痛い痛い時期

帝王切開の夜の子宮収縮から始まり、産後1週間は毎日何かしら痛かったです。

痛み止めを点滴しようが座薬を入れようが痛みが完全になくなることはなく、ロキソニンも効いてるんだか効いてないだかわからず、子宮の戻り具合を確認されるのも悲鳴をあげそうになるくらい痛いし、おっぱいマッサージは拷問のようだし、傷ももちろん痛いし、寝返りもできなくて腰やらお尻やら痛いし、搾乳や傷を庇って歩くなどで猫背になって背中は痛いし、カテーテル入れてたせいでトイレも痛い。

「陣痛よりマシなはず」と何度も言い聞かせてしのぎました。

帝王切開もラクじゃないよ。

 

■産後2週間…鬱時期

産後1週間で退院したのですが、1ヶ月の入院期間もあったせいか感覚がどこかおかしく、その中での日常生活とNICU通いで気持ちがついていかなくなり、鬱状態でした。

出産を境に何もかも変わってしまったと思うとどうしていいか分からなくなり、声をあげて泣く日もありました。

産前〜不妊治療〜妊娠〜出産までは地続きだけど、産後は突然世界が変わったような感覚になるんだと思いました。

 

■産後3週間…慣れる時期

ちょっとずつNICU通いの日々に慣れてきて、感覚も安定してきました。

傷の痛みもほぼなくなり、車の運転もできるようになり、移動もちょっとラクになりました。

 

今もまだ、気持ち的には「通常運転」ではないです。

日常生活には戻っていますが、なんか浮わついたような、どこか非現実的な感覚があります。

双子が帰ってきたら、「もうひと鬱」あるかもしれないなーと思っています。

わたしは帝王切開だったこともあって、ある程度動いたほうが産後の回復が早いと言われていたことと、NICU通いの必要があったので活動していますが、産後はやっぱり誰かに近くにいてもらって、ゆっくり過ごすべきだと思います。

 

再来週には実家の母が泊まり込みで来てくれ、1ヶ月健診が終わったら実家に帰るので、そしたらだいぶ精神状態は安定しそうな気がします。

来週は義母が手伝いに来てくれるのですが、実はやや不安。

NICU・GCU通い中に沐浴をしてもらおうとしても「怖いからいいわ」ってしないし、ぐずってるから「抱っこしてあげてください」って言ったら、そのときは抱っこしてくれるけどしばらくすると置いて「寝ないわ」って言いに来るし(わたしはもう一人を授乳中)、おっぱいが満足に出なくて直母で飲んだ量も数グラムしかないのを見て「これだけ?」って笑うわ(わたしは無視してますが、それを横で聞いてた他の赤ちゃんの祖母さんが「そんなもんよ!」とフォローしてくれたりします笑)、遠慮してるのかもしれないけど「大変ねぇ」と口は出すけど手は出さず、でしゃばらないってことでいいのか悪いのか、でもこれじゃ預けられないし、お手伝いに来てもらうものの、心配です。

あれーこれがいちばんのストレス?

頼りたいけど頼れないよう。

 

それでも双子はかわいい。

世の中の親みんなが思ってるだろうけど、うちの子がいちばんかわいい。

これから全てが手探りで、未知の世界が広がっていることに不安もあるけど、双子の成長が楽しみだし、かわいすぎるから楽しくやっていけそうな気がします。