Day 18 気を取り直す
Day 14、仕事を休んで採卵に挑んだにもかかわらず、1つも採卵できず、その日はもぬけの殻のようになって何も手につかずに過ごしました。
夜になって旦那様と、悔しいね、なんで全然うまくいかないんだろうね、採卵したけど1個も培養できませんでしたっていうより、金銭的にマシだと思うしか救われないよね、などと話しました。
あれから4日経ちますが、未だに胸は張り、おなかも痛いというか、苦しいというか、ガスが溜まっているような感覚(ガスは出ない)で、自転車に乗ると振動が響いて不快な感じがします。
もしかしたら卵巣が腫れているのかもしれません。
明日は病院に行く日なので、ちょっと様子を見てもらってきます。
旦那様とお話したとき「このことは誰かに言うの?」と聞かれ、「誰にも言うつもりはない。体外受精をすること自体、限られた友人にしか言ってないし、詳細なことは言ってないし、今後も言うつもりはない」と答えたところ「自分の中におさめておくのって、辛くない?」と言われました。
うん、だからこうしてあてどなくブログに書いたりしているんですけど、身近な人に言うとね、「気を使った励まし」が逆に辛いんですよね。
「不妊治療してるけど、なかなかうまくいかない」って言われたって「大丈夫だよ」とか「あまり気に病まないでね」としか言えないじゃないですか。
不妊治療ついてほとんど知らなくて、でも気遣ってくれるひとほど、キツくって、「ジャネット・ジャクソンだって50歳で妊娠したんだから」とか「わたしの知り合いが、45歳で初めて妊娠したひとがいるって言ってたよ!だからまだまだ大丈夫だよ!」とかね、気を使ってくれてるのは分かるけど、何の励ましにもならない。
他の人が何歳で子供ができたとか、治療している本人にとって何の意味もない情報だと思います。少なくとも、わたしにとっては。
そこを引き合いに出されて「大丈夫」って言われても、いやいやそういうものじゃないし、大丈夫じゃないしって思っちゃうので、中途半端に励まされるくらいだったら、最初から誰にも言わないってことにしています。
みんな、やさしいんですよ。
不妊治療してることも、子供が欲しいってことも、前向きに受け止めてくれる。
悩んでたり、落ち込んでたり、ぼやいたりしても、なんとか元気を出させようとしてくれる。
それを受け止められるだけの余裕がない自分自身もイヤだし、どうしようもないことに対して気を使わせるのイヤなので。
こうして、ひとりごとのようにぼやきぼやきやっていきます。